研究課題/領域番号 |
17K04413
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高橋 靖恵 京都大学, 教育学研究科, 教授 (90235763)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 心理アセスメント / スーパーヴィジョン / 臨床心理士指導者養成 / 心理療法 / 卒後教育 |
研究成果の概要 |
心理アセスメントのスーパーヴィジョンに関するニーズの把握について、スタートしてのアンケート調査結果は、国際ロールシャッハ学会,心理臨床スーパーヴィジョン学において公表した。2021年度に日本ロールシャッハ学会においてアンケートが実施され、ニーズはあるが、スーパーヴィジョンを受ける機会などさまざまな困難がある様子が示されていた。 さらに成果として、スーパーヴァイザー養成が喫緊の課題とも考えられ、各学会や研修会で講師を担い、心理アセスメントを含むスーパー ヴィジョンや心理臨床家の訓練の必要性について講演を行った。また研究のまとめとなる書籍執筆に着手し、2023年度末に刊行予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、2014年の国際ロールシャッハ学会で行ったシンポジウムでの発表からの展開である。本研究成果の波及から2021年度に日本ロールシャッハ学会においてアンケートが実施され、2022年度、学会主催研修会の中でスーパーヴィジョンに関する研修コースを企画し、スーパーヴァイザー登録を勧めていく流れとなった。本成果の発信は、主として日本心理臨床学会、日本ロールシャッハ学会において発表やシンポジウムを通して行ってきた。学会や各種研修会において、心理臨床スーパーヴィジョンにおける指導者養成と、心理アセスメントのスーパーヴィジョンについて発信を続け、臨床心理士や公認心理師の教育に及ぼした意義は大きい。
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