研究課題/領域番号 |
17K04415
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
隈元 みちる 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (60379518)
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研究分担者 |
稲月 聡子 日本福祉大学, その他部局等, 准教授 (50839892)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | WISC-IV / 協働的アセスメント / マニュアル / フィードバック / 協働モデル / WISC-Ⅳ / 質問紙調査 / 実施状況 / 臨床心理学 / 心理アセスメント |
研究成果の概要 |
臨床心理士への質問紙調査を行い,臨床心理士が行っている発達検査・知能検査の実態について調査した。そのうえで,心理的介入の初期段階にアセスメントの一環として用いられることの多いWISC-IVのフィードバックを治療的なものとして位置づけなおし,親との協働モデルを提示した。さらに,このモデルを養成段階の人でも行えるようマニュアルとして編纂した。マニュアルおよび相互作用を含む講習会への参加によって,養成段階の人でもある程度協働的なフィードバックを習得することができることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
臨床心理士への質問紙調査によって,実際のクライアントを前にした検査施行の様子や,支援への活かされ方の実態の一端が明らかになった。これらは今後心理アセスメントの教育や実施のスタンダードのもととして活かされていくだろう。また調査結果でも多数の心理職が使用しているWISC-IVの協働的なフィードバックモデルおよび実施のためのマニュアルをまとめられたことは,より多くの心理職が心理アセスメントを協働的なものとして実施するための礎の一つとしての意義があると考えられる。
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