研究課題/領域番号 |
17K04432
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 山口大学 (2019-2022) 山陽小野田市立山口東京理科大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
福田 廣 山口大学, その他部局等, 名誉教授 (20100977)
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研究分担者 |
福田 みのり 山陽小野田市立山口東京理科大学, 共通教育センター, 准教授 (10469330)
小杉 考司 専修大学, 人間科学部, 教授 (60452629)
小野 史典 山口大学, 教育学部, 准教授 (90549510)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 統制感の錯覚 / メタ認知 / 視覚的注意 / 信頼障害仮説 / 時間知覚 / ベイジアンモデリング / 潜在クラス分析 / 印象評定 / 社会的望ましさ / 統計モデリング / 認知課題 / 透明性の錯覚 / 解の既知性 / 主観的確率評価 / 社会心理学 / 臨床心理学 / 統計モデル / 更生プログラム |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,統制感の錯覚を鍵概念として,嗜好から依存にいたる連続体における閾値モデルを構築し,この閾値モデルに影響しうる状況要因の誘因価を評価しつつ,臨床的場面での応用が可能な介入方法と評価という枠組みを提供することであった。実験班は一般的な健常者を対象に,統制感の錯覚が生じるメカニズムとその制御について理論的仮説モデルを検証した。調査班はインターネットを介した大規模調査を企画・実行し,社会一般のリスク認知とリスク・ファクターの評価を測定,同時にこれらが依存傾向に与える影響の大きさを検証した。臨床班は様々な依存症的臨床例を対象に,介入メソッドの開発と実践を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究のテーマである嗜好から依存へという連続体は,そのまま基礎から応用という連続体を映したものであり,臨床的データに対し,多変量解析的なアプローチを加え,その成果に対する認知的モデルを当てはめる,という心理学領域を広く活用したアプローチが学際的特色である。また,本研究の成果は「嗜好-依存」の連続体が仮定できる対象であれば応用可能な症例は様々に考えられるため,応用可能性は広いと考えられる。
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