研究課題/領域番号 |
17K04478
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
吉岡 久美子 (村上久美子) 福岡大学, 人文学部, 教授 (60352374)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | メンタルヘルスリテラシー / 心理教育的支援 / 「心の健康」作り / 高齢者のQOL / 高齢者 |
研究成果の概要 |
本研究では,高齢者の「メンタルヘルスリテラシー」に関する調査を行い,高齢者の「心の健康」作りの保持・増進に向けた取り組みの可能性について検討することを目的とした。全国の高齢者を対象に,インターネットによる調査を実施した。その結果,(1)メンタルヘルスリテラシーの更なる向上が期待されること,(2)高齢者自身も支援の提供者としての意欲が高いこと,などが明らかになった。こうした特徴を踏まえた 「心の健康」作りへのアプローチが必要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢化が進展する中,高齢者の「メンタルヘルスリテラシー」を高めることは,「心の健康」の保持・増進は勿論、身近な人々(配偶者、友人等)への心理的問題への気づきや自殺防止の早期発見・早期介入につながると考える。今回得られた結果からは,あらためて高齢者のQOLを大切にした心理教育的支援を行うことが確認されたと同時に,高齢者自身に備わっている様々な力も活用して「心の健康」作りに向けたアプローチを行う可能性についても示唆した。
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