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ヒト検出過程の基本的特性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K04495
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験心理学
研究機関琉球大学

研究代表者

遠藤 光男  琉球大学, 人文社会学部, 教授 (90185166)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードヒト検出 / 自然の情景 / 注意の補足 / 文脈効果 / 手のポーズ / 文脈の効果 / 姿勢の効果 / 自動車検出 / 眼球運動 / ネコ検出 / 認知心理学 / 顔検出 / 自然の景観
研究成果の概要

本研究は,これまで体系的な研究が行われてこなかったヒト検出過程の一般的特性を明確にすることを目的とした。最初の研究では,自然の景観の中で,ヒトは注意を引きつけやすいことが示された。2つ目のヒト検出における文脈効果の検討においては,不自然な文脈ではヒト検出が遅くなることが示されたが,自動車の文脈効果との違いは見いだせなかった。3つ目のポーズがヒト検出に与える影響についての検討では,単に手をあげるのみでは,遠方からのヒト検出を促進しないことが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヒト検出過程については国内外においてこれまで体系的な研究が行われてこなかった。そのため,今回3つの研究を通して得られた知見は,ヒト検出過程の基礎的な特性の一端を明確にしている点で意義がある。ただし,今回行った3つの研究とも,確定した結論を提出するまでには至らず,今後の研究を進展させる端緒となるものである。今回の結果をもとにヒト検出過程の研究が促進されることを期待したい。それによって,目撃証言や災害時のヒト検出などの様々な方面で社会に役立つ有効な情報を提供できるものと思われる。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Attention capture by persons in natural scenes2019

    • 著者名/発表者名
      遠藤光男
    • 学会等名
      XVI European Congress of Psychology
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 自然な情景の中でのヒト検出:自動車検出との比較2019

    • 著者名/発表者名
      遠藤光男
    • 学会等名
      日本心理学会第83回大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 自然な情景の中でもヒトは刺激駆動型注意を捕捉するのか2018

    • 著者名/発表者名
      遠藤光男
    • 学会等名
      日本心理学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] ヒト,および,ヒトの顔を検出する過程の特性2018

    • 著者名/発表者名
      遠藤光男
    • 学会等名
      東北心理学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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