研究課題/領域番号 |
17K04496
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 公立はこだて未来大学 |
研究代表者 |
花田 光彦 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (80323385)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | オノマトペ / 擬態語 / 擬音語 / 食感 / 肌触り / 痛み / 泣き声 / 表情 / 触覚 / 布 / 対応分析 / 知覚次元 / 音象徴性 |
研究成果の概要 |
日本語オノマトペ(擬音語,擬態語)により,食感の次元,痛みの次元,布の肌触りの次元,乳児の泣き声の次元を抽出し,味覚に関係する食感,触覚,聴覚的な知覚次元を推定した.よって,本研究前に得られていた視覚的質感の知覚次元と合わせて,嗅覚を除いた代表的感覚モダリティにおける知覚次元をオノマトペ表現により推定することができることが示された.また,オノマトペにより,心理状態と関係する表情の知覚次元も推定した.さらに,オノマトペにおける食感と触覚の評価に関する音象徴を比較することにより,異なる感覚モダリティにおけるオノマトペの音象徴の共通性と相違を明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本語オノマトペ(擬音語,擬態語)により,多様な知覚・心理次元を抽出し,様々な知覚・心理次元の特徴を明らかにすることができた.オノマトペの有効な活用方法を示すことができたと考えられる.また,オノマトペが様々な知覚・心理次元を表現していることを示し,オノマトペの表現力の豊かさを示すことができた.また,様々な知覚における日本語オノマトペの音象徴の特徴を明らかにした.
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