研究課題/領域番号 |
17K04536
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
岸野 麻衣 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 教授 (80452126)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 実践の省察 / 保育者の専門性 / 園内研究会 / コミュニティ / ネットワーク / 保育者の力量形成 / 保育者の力量 / 省察 / 語り / 保育 / 社会・文化・歴史的文脈 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究は,保育実践について語り合う園内研究会について着目し,どのような場面を取り出してどのように語るのかという,保育者の「保育を見る目・語る力」に焦点を当て,保育者が実践を省察する力量を形成していく過程や背景を検討した。複数園での園内研究を長期にわたり追跡した事例研究を通して,保育者の力量は,園内外の学び合うコミュニティの多層に編まれた中で培われていくことが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保育者の省察的実践者としての力量は,個々人に属するものというよりは,園内の学び合うコミュニティの展開と連動していくものであり,またそれを支えるのは,一園を越えた多層的なネットワークであるという構造を明らかにすることができた。これは専門職として学び合うネットワークの新たな理論的枠組みを示すものであり,またこうした視点は,幼児教育研修の改革と推進に寄与するという点で社会的な意義も大きい。
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