研究課題/領域番号 |
17K04542
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
齋藤 直子 京都大学, 教育学研究科, 教授 (20334253)
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研究分担者 |
荒井 祐介 日本大学, 法学部, 准教授 (30422562)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | クロスジェンダーな哲学の女性性 / アメリカ哲学のグローバルな再生 / 美しい知識 / 政治教育 / <教育をハブにした政治ー哲学ー美学>の学際的対話 / 翻訳のアート / 生き方としての民主主義 / アメリカ超越主義とプラグマティズム / <教育をハブにした政治-哲学-美学>の学際的対話 / 翻訳の アー ト / 翻訳の アート / <教育をハブにした政治-哲学-美学>の学際的対話 / 哲学の女性性 / 教育をハブにした政治-哲学-美学の学際的対話 / 政治教育の哲学 |
研究成果の概要 |
本研究は、グローバル経済下の人文社会科学の危機に対し、実践哲学としてアメリカ哲学のグローバルな再生の教育的意義の解明を目指す。アメリカ超越主義とプラグマティズムの超二元論と反基礎づけ主義が拓くクロスジェンダーな「哲学の女性性」が、異質性への包摂の不安を受容し、民主主義のパトスと強靭な個の思考力を覚醒する人間変容の政治教育の鍵であることを明らかにする。研究手法として、<教育をハブにした政治-哲学-美学>の学際的対話の中で研究者どうしが境界を超え足場を揺さぶり合う対話的手法を開拓する。機能と美、理性と感情、男性と女性、身体-言語-思考をつなぐ「美しい知識」の政治教育の哲学の実践的意義を提示する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
①学術的意義として、「哲学の女性性」というこれまでなかった切り口からアメリカ哲学のグローバルな再生を現代的文脈に照らして解明し、査読つき国際学術誌や、英語での国際共著を中心に研究成果を上げることができた。 ②社会的意義として、国際会議や国際学会での第一線で活躍する外国人研究者との共同パネル開催、海外での国際会議への招待講演などを通じ、アメリカ哲学のグローバルな意義を明らかにし、哲学の女性性という新領域を日本から世界に向けて発信することができた。
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