研究課題/領域番号 |
17K04547
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
森田 英嗣 大阪教育大学, 連合教職大学院, 教授 (50200415)
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研究分担者 |
森本 洋介 弘前大学, 教育学部, 准教授 (20633613)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | オンラインプログラム / 動画リテラシー / メディアリテラシー / オンライン学習 / 教師教育 / オンライン / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究では,学校教育に<動画リテラシー>教育を組み込む際の前提となる,教員自身の<動画リテラシー>を,オンラインで育成するプログラムを開発した。開発したプログラムは,「講義」,映像技法,音声技法,構成技法の3技法を学修する「習得プログラム」,および学修した技法を活用するための2課題(動画分析課題および動画制作課題)からなる「技法活用プログラム」から構成された。また,構成されたオンラインプログラムは,教育学部の学生への2回の試行による,評価・改善を施して完成させた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,学校教員が<動画リテラシー>をオンラインで学修できるプログラムを開発した。大きく2つの意義が指摘できる。第一は,教員向けの本格的な<動画リテラシー>学修プログラム,評価規準も含めて,日本で開発されたことである。これまで日本では,ユネスコの勧告等の国際的な動向にも拘わらずほぼ手つかずの状態であったことを踏まえると,一歩を踏み出せた意義は小さくない。第2に,オンラインでの学修プログラムであることである。<動画リテラシー>を学ぶことの必要性や意義が広く認識されていない現状において,オンラインの形式は全国に広く散らばった状態の受講希望者のニーズに応えることを可能にする仕組みだと言える。
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