研究課題/領域番号 |
17K04577
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
丸山 英樹 上智大学, 総合グローバル学部, 准教授 (10353377)
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研究分担者 |
伊井 直比呂 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (30600001)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 変容的学習 / ユネスコスクール・ネットワーク / バルト海プロジェクト / ASPnet / 協働学習 / ESD / 持続可能な開発のための教育 / ユネスコスクールネットワーク |
研究成果の概要 |
本研究の目的は国際ネットワークの学習手法の体系化、学習成果を変容的学習で把握することであった。理論研究として国際的にはESDには改革が含まれるが日本では個人の能力向上が重視され、他方Sustainable Educationでは深い持続可能性を捉えと整理できた。システム思考と協働学習を整理し、所属大学でプログラム構築の支柱とした。プログラム化では学内の教育実践と海外とネットワーク型学習を行い、学生引率事業を開発・実施した。結果、参加者らは価値変容し、生涯学習と捉えた。欧州9カ国が集まるUNESCOバルト海プロジェクトで省察する空間を設けた。成果をノンフォーマル教育から整理し、英語刊行物を出した
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校教育が、他人に定められたパッケージを効率的に内在化する空間として見なされ、かつ学校を経て「成功」した者たちがその機能を強化・正当化する中、21世紀の教育は学習者にとっての教育の意味がより問われる。本研究は、学習者が自ら作り上げる教育空間を、多様性を担保できるネットワーク側学習モデルによって検証および実践したものであった。研究成果の社会的インパクトは小さいが、参画した若者および大人の変容は明らかで、特に欧州諸国において日本などの東アジア形「詰め込み教育」が否定的に見られる中、本研究のワークショップ参加者たちは日本の良さを感銘していた。その分析枠にはノンフォーマル教育があったためである。
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