研究課題/領域番号 |
17K04581
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
下司 晶 日本大学, 文理学部, 教授 (00401787)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 教育学 / 教育哲学 / 教育思想史 / 戦後教育学 / 教育史 / 近代 |
研究成果の概要 |
戦後教育学における「近代観」を検討した。「近代」は明治以来、日本が目指すべき道すじとなったが、昭和前期、第二次大戦中にはその超克が問題とされた。日本が戦後に再びの出発をする中で、再度の「近代化」が目指された。そのことは日本の教育のあり方に現代に至るまで,大きな影響を与えている。そこで、戦前の1930年代頃~1960年頃に焦点を当て、戦前/戦後の断絶と連続を、総力戦体制論などを参照しながら検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代での日本では「ポストモダン」の時代を経て、すでに近代とは何かという問題は過去のものとなったと考えられることがある。しかし現代でもなお、海外の先進事例にフォローアップしようという試みもある。つまり「近代化」の問題は未だアクチュアルな問題である。いいかえれば、日本が戦後に再びの出発をする中で、再度の「近代化」が目指されたことが今日にも影響している。そのためにその時期の近代観をあきらかにすることは重要である。
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