研究課題/領域番号 |
17K04582
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
鞍馬 裕美 明治学院大学, 心理学部, 准教授 (50461794)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 教員能力試験 / 米国 / 教師教育 / 教員免許 / 教員 / 試験 |
研究成果の概要 |
本研究は、米国の教員養成および現職教育それぞれの段階で実施されている教員能力試験を対象としたものにあたる。具体的には、試験導入の経緯、試験内容、試験の結果と活用方法、米国での議論および効果について、全米的傾向分析と複数の州の事例分析から明らかにした。分析にあたっては、文献研究のみならず、州教育省関係や大学関係者、教員等へのインタビュー調査を活用した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、日本では教員を志す学生の質を教員養成の入口段階で基準を設けて管理することや、現職段階の教員の専門性と優秀性を評価するための明確な基準等は存在しない。つまり、どのような者を対象に、どのような形で専門性を高度化させることが教員の優秀性や質の保証に繋がるかが曖昧だという問題がある。したがって、米国における教員能力試験の実態と効果を解明することは、日本の改革への示唆を大いにもたらすと考えられる。
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