研究課題/領域番号 |
17K04588
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
長田 尚子 立命館大学, 共通教育推進機構, 准教授 (90552711)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 産学連携PBL / キャリア教育 / パターン・ランゲージ / 学習支援 / 実践コミュニティ / 課題解決 / エレベーターピッチ / カリキュラム / 自主的 / 学習活動 / コーオプ演習 / 活動デザイン / プロジェクト型学習 / エクスペリエンスデザイン / 経験学習 / 質的分析 |
研究成果の概要 |
産学連携PBLのような学生の主体的な活動を尊重する学習環境では、学習者が自らの活動を評価し、次の活動をデザインするというサイクルを支援することが有効である。支援者が学習者に対して何らかの介入をしたり働きかけたりすることとは異なり、支援者と学習者という立場を越えて、産学連携PBLにおける学習者の経験を共有し、そこから知識を導き出しコミュニティで活用することが必要となる。本研究では、そのための具体的な学習活動や評価方法を確立することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アクティブ・ラーニングの浸透に伴い、従来の学問体系を基盤として行われている大学教育とは異なるタイプの学習環境が増えている。実践の現場では、教員として、こうした学びをどのように設計し評価するべきかという点が課題となっている。本研究では産学連携PBLにおける支援のあり方を捉え直し、大学教育における新しいタイプの学びを支援する方法を提示した。具体的な方法として、学生と教員が協働的にパターン・ランゲージを開発することを通じて、産学連携PBLにおける経験を振り返り、実践コミュニティの知識として活用していく環境を提示した。
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