研究課題/領域番号 |
17K04589
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 四天王寺大学 |
研究代表者 |
山田 綾 四天王寺大学, 教育学部, 教授 (50174701)
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研究分担者 |
瓦林 亜希子 都留文科大学, 教養学部, 准教授 (10780249)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | フレネ教育 / アクティブ・ラーニング / ビヤンヴェイヤンス / 社会に開かれた教育課程 / 生活教育 / 対話的実践 / 主体性 / カリキュラム・マネジメント / 対話 / 問題解決的学習過程 / ケアと対話 / 主体と共同推敲 / 主体と協働 / 差異 |
研究成果の概要 |
本研究では,日本の中学校で「主体的・対話的で深い学び」を実現するために,フランスの中学校のフレネ教育実験クラスの実践を検討した。教科の授業は,生徒の話題提供や発表から始まり,生徒が興味・関心や生活経験から出発しつつ,教科内容や背景の学問と出会い,自分の生活世界を問い,文化創造に参加し,社会制作に参加していけるように,教育課程が教師(生徒を含む)の話し合いによりつくられていた。学校を関わりや出会い直しの場ととらえ,授業,TI(個別化学習),アトリエ,クラス会議,成果発表会において生徒同士,生徒と教師・外部の専門家・保護者との対話,文化との対話をつくることが可能であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、日本では不登校が増加し続けている。研究成果により,2017年3月告示の学習指導要領おいて求められている「主体的で対話的で深い学び」の実現において、「対話的実践」をどのようにつくりだすことが必要であり,可能であるのか。特に中学校で重視されてきた「系統的な教科学習」を学問的な知に出会い,吟味できる「対話的実践」のあり方と教師の指導のあり方,そしてそのための課題が明らかになった点で,社会的意義は大きいといえる。
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