研究課題/領域番号 |
17K04618
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 太成学院大学 (2022) 大和大学 (2021) 園田学園女子大学 (2020) 同志社女子大学 (2018-2019) 京都大学 (2017) |
研究代表者 |
日吉 和子 太成学院大学, 看護学部, 教授 (80760248)
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研究分担者 |
大石 直也 京都大学, 医学研究科, 特定准教授 (40526878)
BECKER CARL.B 京都大学, 政策のための科学ユニット, 研究員 (60243078)
福山 秀直 京都大学, 充実した健康長寿社会を築く総合医療開発リーダー育成リーディング大学院, 特任教授 (90181297)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 在宅死 / 看取り / 家族 / 生涯教育 / 在宅 / 恐怖 / 在宅看護 / 社会福祉 / 高齢者福祉 / MRI / 在宅ケア / 神経科学 / 看取り教育 / 教育学 / 脳画像 / 死生学 |
研究成果の概要 |
日本は今後、家族による在宅での看取りが増加することが考えられるが、世界的にみて看取りに関する教育は皆無である。そこで本研究の目的は、一般成人を対象とした「看取り教育」プログラムを開発することである。 研究の方法として在宅看取りを行った家族介護者を対象にインタビュー調査を行った。半構造化面接を行い、看取り時に必要だった知識等を質問項目とした。データは内容分析を用いた。結果として、①身体的変化、精神的変化について知りたかったことを示し、②恐怖感情が無い場合の看取りでは、死後世界観が関連していることを示した。この結果をもとに教育プログラムの媒体を動画にて作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、在宅看取りを行う家族には、恐怖感情があることが示され、恐怖感情低減のためにも亡くなる前の身体的・心理的変化についての情報提供が必要であることが分かった。特になるくなる前の呼吸の変化や食事量、尿量の変化について示すことも必要であることが分かり、それをもとに動画を作成し、情報を発信した。動画作成に当たり、訪問看護師及び在宅看取り経験者の意見をもとに、心理的負担を掛けないような動画作成を行い、人生会議をしたみようと思える動画とした。全く恐怖感情がない看取り家族では、死後の世界観が大きくかかわっており、死生学の醸成が必要であることも示すことができた。
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