研究課題/領域番号 |
17K04628
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
林 透 山口大学, 大学教育機構, 准教授 (20582951)
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研究分担者 |
山崎 慎一 桜美林大学, グローバル・コミュニケーション学群, 助教 (10636674)
深野 政之 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 准教授 (40552758)
斎藤 有吾 藍野大学, 医療保健学部, 助教 (50781423)
大関 智史 宮崎国際大学, 国際教養学部, 助教 (40831582)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | カリキュラムマネジメント / 3つのポリシー / アセスメント / 質保証 / ステークホルダー / COC+ / 比較研究 / COC+ / COC+事業 / ソーシャルインパクト / 国際比較 |
研究成果の概要 |
今日の大学教育では、多様な場面に対応できる対人基礎力や専門知識を活用しながら課題に対処できる対課題基礎力の育成が重要である。これらの汎用的能力の育成にはカリキュラムベースでの対応が必要であり、3つのポリシーの公表義務化を通して、学修評価方法を盛り込むカリキュラム・ポリシーのあり方が大きく問われている。そこで、3つのポリシー策定状況調査を端緒に、カリキュラムベースでの学修成果アセスメントの実態調査、米国・英国との比較研究、カリキュラムマネジメントの実態に関するアンケート調査実施などを通して、日本の大学におけるカリキュラムマネジメントの現状と課題を明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義として、「①日本の高等教育政策としての3つのポリシーに基づく質保証に着目した点」「②学修評価の方法を含めたカリキュラム・ポリシーの重要性に着目した点」「③大学におけるカリキュラムマネジメントの事例研究の蓄積と新たなモデルの提言を目指した点」を挙げることができる。当該研究を通して、「①事例研究及び比較研究によるカリキュラムマネジメントに関する実践的研究の深化」「②大学教職員、ステークホルダーの参画によるカリキュラムマネジメントの方向性を示唆」「③大学教育の質保証にインパクトを与えるカリキュラムマネジメントの重要性の提示」といった社会的に意義のある成果を挙げることができた。
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