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「深い学び」を生成する保育カリキュラムの研究―自然発生的遊びに着目して―

研究課題

研究課題/領域番号 17K04638
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関宮城学院女子大学

研究代表者

西城 裕子 (磯部裕子)  宮城学院女子大学, 教育学部, 教授 (50289740)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード深い学び / 保育カリキュラム / 自然発生的遊び / 計画・評価 / 遊び観 / 保育空間 / 環境 / 遊び
研究成果の概要

本研究では、実践記録をもとに、保育空間とカリキュラムの連関、環境がアフォードする実践の具体の検証、環境や空間の変化と子どもの遊び、探究のプロセスから、「深い学び」を生み出す要素の検証を進めてきた。教授的な遊びは、「遊び」の形式をとっていたとしても、保育者の計画した到達段階に達することが目的とされがちで、そのプロセスに子どもが実感する「学び」が生成しづらい。「自然発生的な遊び」は、系統的でないことから、保育者が事前に計画することに困難が伴うが、子どもの興味の深まりから派生する遊びの見通しを持ち、教材の可能性を探ることで、子どもの学びを深化させていくことが可能となる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

多くの保育の現場が、形式的なカリキュラムの編成の問題を自覚しつつも、子どもの遊びに即したカリキュラムを編成することの困難に直面している。本研究では、主体的な遊びを基本としたカリキュラムに転換するうえで、それを可能とする要素として、子どもの興味の読み取り、環境、教材研究の可能性について、明らかにした。研究の中で整理された事例を通してこれからのカリキュラム編成の方向性を提示することができた。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 関わり合いの場(ノット)としての園づくり2020

    • 著者名/発表者名
      磯部裕子
    • 雑誌名

      子ども学

      巻: 8 ページ: 186-202

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [図書] 「学び」が深まる実践へ2023

    • 著者名/発表者名
      磯部裕子編著 藤澤由香子 早川陽太郎著
    • 総ページ数
      71
    • 出版者
      ななみ書房
    • ISBN
      9784910973005
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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