研究課題/領域番号 |
17K04642
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 國學院大學 |
研究代表者 |
神長 美津子 國學院大學, 人間開発学部, 名誉教授 (80353390)
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研究分担者 |
日浦 直美 関西学院大学, 教育学部, 教授 (80181056)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 幼稚園教員 / ミドルリーダー / 組織風土 / 園内研修 / ミドル / 関係の質 / 幼稚園 / リーダーシップ / 新任 / 協働 / 園組織 / 研修システム / 同僚性 / カリキュラム・マネジメント / ミドルリ-ダー / 保育者の専門性 / 保育者の力量形成 / 幼児教育の質 / 職業人としての成長 / 専門的成長の危機 / 保育者 / キャリア・ステージ |
研究成果の概要 |
本研究は、私立幼稚園のミドルリーダーの実態と育成の視点を明らかにすることを目的とし、園長・ミドルリーダー・新任に対して質問紙調査を行い、各教員が感じている園の雰囲気や園内研修の実状、ミドルリーダーへの期待等を把握した。ミドルリーダーは、クラス担任であることが多く、クラスを超えて新任指導、教職員間を繋ぐ役割やまとめ役を担うことが期待され、対応を困難に感じているケースもあり、その育成に向けて課題がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
幼稚園のミドルリーダー育成に関わる研究は少ない。本研究では、ミドルリーダーと園長の調査結果から、ミドルリーダーの勤務年数は6年から15年の割合が高いが、実際は十分なキャリアを積んでミドルリーダーになっていない実態が明らかになった。これを踏まえ、様々な職務を遂行しつつ、ミドルからミドルリーダーになっていく過程に焦点を当て、教師間の「関係の質」を改善し開かれた組織風土を作っていく新たな視点を提案した。
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