研究課題/領域番号 |
17K04643
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 大妻女子大学 (2019) 帝京大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
坂田 哲人 大妻女子大学, 家政学部, 講師 (70571884)
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研究分担者 |
村井 尚子 京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (90411454)
井上 眞理子 洗足こども短期大学, 幼児教育保育科, 准教授 (40739182)
高橋 優子 洗足こども短期大学, 幼児教育保育科, 講師 (10729031)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 保育者の専門性 / 人材育成 / 人材開発 / マネジメント / 経験学習 / リフレクション / キャリア / 専門性開発 / 保育者 / 専門性 / 成長志向性 / 保育所 / 組織 / 園組織 |
研究成果の概要 |
保育所数ならびに保育の従事者数は、近年大幅な増加傾向を示している。そこで顕著になっている課題は、保育者の成長・育成に関することである。この点に関し、本研究を通じて次に示す3点が主要な成果として確認された。①保育者の成長は、自身が持つ資質能力やキャリア志向といった個人要因のみならず、園の組織的要因(マネジメント要因)から影響を大きく受けること、②保育者の成長モデルは、経験年数や指導者との関係性において変化していくこと、そして③保育者の成長には、良好な同僚との関係性の中で対話などの営みを通じて育んでいくことが有効的な手段となりうること、の3点である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通じて特に強調されるべきことは、保育者の成長には組織的要因が大きく関係するという点である。保育職は専門職と認知されているが故に、専門性の向上についても個人的な要因であるという認識が共有されている。これまでの議論の多くも「個人」を単位とした議論が多かった。対し、本研究で得られた知見は、保育者の専門性の向上についても組織的な取り組みによって高い効果が望めるというスキームが提示されたことである。
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