研究課題/領域番号 |
17K04653
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 四天王寺大学 |
研究代表者 |
浅田 昇平 四天王寺大学, 教育学部, 准教授 (60555697)
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研究分担者 |
平尾 良治 大谷大学, 社会学部, 教授 (70269801)
竹澤 賢樹 金沢学院大学, 文学部, 助教 (90738741)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 教育福祉 / 教育権 / 生活・生存権 / 訪問教師 / 障がい児・者福祉 / 重症心身障がい児施設 / 地域福祉 / ソーシャルワーカー・スクールソーシャルワーカー / 障害児・者福祉 / ソーシャルワーカー、スクールソーシャルワーカー / 子ども食堂 / 教育権保障 / 生活・生存権保障 / スクールソーシャルワーカー / 重症心身障害児施設 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究は、子どもの教育・福祉の権利保障のあり方が社会的に注目される現況を踏まえて、「子どもの生活・生存保障」という観点から教育と福祉の「関係性」を究明した。具体的には、教育では、戦後沖縄の琉球政府時代における訪問教師制度の創設・展開と訪問教師の実践、福祉では、養護学校義務制をめぐる重症心身障害児施設黎明期の諸問題を主な事例として、両事例の制度・政策と特に現場で福祉性、教育性がどのように発現又は内在していたのかをもとに両者の関係性を検証した。本研究での成果を「教育と福祉の『関係性』に関する原理的・実証的研究」(2021年3月、全106ページ)というタイトルで研究報告書(冊子)として発行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的・社会的意義として、教育と福祉の双方の研究者が教育、福祉の固有性を前提として両者を横断または包含する視座で両者の「関係性」とそのあり方を究明することを積極的に意図した研究はこれまで見られない。さらに、「子どもの生活・生存保障」という観点からの検証は、「教育福祉」研究・教育の現在の課題状況(「教育福祉」概念の未確立とその喫緊の社会的必要性との齟齬)を補うとともにさらなる深化を図るものであり、ここにも本研究の意義があると考える。
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