研究課題/領域番号 |
17K04664
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
中川 智之 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (50462049)
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研究分担者 |
橋本 勇人 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (50341144)
大江 由美 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (20791411)
入江 慶太 新見公立大学, 健康科学部, 講師 (10508972)
重松 孝治 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (80461242)
小合 幾子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (10827067)
岡正 寛子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (20410938)
荻野 真知子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 助教 (60847945)
三宅 美智子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (10827455)
藤澤 智子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (80368729)
松本 優作 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (50826542)
種村 暁也 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 助教 (00883167)
中原 朋生 環太平洋大学, 次世代教育学部, 教授 (30413511)
伊藤 智里 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (90413525)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 保育者としての成長 / 省察の変化 / 指導計画の作成 / 360度カメラ / 保育者の省察の変化 / 360度カメラを用いた保育記録 / 保育の振り返り / 指導計画 / 保育者とのコミュニケーション / 省察 / 映像記録 / 保育者の成長に伴う省察の変化 / 保育者の成長の契機 / 保育者 / 養成・研修 / 演習教材 / 幼稚園教諭・保育所保育士 |
研究成果の概要 |
本研究課題の主な成果として次の3つが挙げられる。1つ目は、保育者の成長に伴う省察の変化(「子どもによる違いに関する認識(視点の増加)」「考慮できる空間・時間の拡大」「保育のねらい・内容の連続性」「支援方法と育つ力の関係(支援の見極め)」)について示したことである。2つ目は、保育者が想定していなかった子どもの姿を捉えることが、省察力の向上に寄与する可能性を指摘したことである。3つ目は、教育効果の高い教材を作成するための360度カメラに関する基礎資料を作成し、保育者養成校の学生及び現役保育者を対象として、保育者の省察力向上に果たす360度カメラを用いた映像記録の可能性について示したことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、成長により変化する保育者の省察について示すとともに、保育者が想定していなかった子どもの姿を捉えることが省察力の向上に寄与する可能性を指摘した。また、保育者の省察力向上に寄与する360度カメラを用いた映像記録の可能性について示した。今後、養成段階の学生や現役保育者が、想定していなかった子どもの姿を捉える助けとなる仕掛け(ワークシートや指導計画の様式、映像記録の記録方法や視聴方法等)を検討することにより、保育者の省察力の向上と保育の質の向上に寄与すると考えられる。
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