研究課題/領域番号 |
17K04683
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
辻 延浩 滋賀大学, 教職大学院, 教授 (00378431)
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研究分担者 |
大平 雅子 滋賀大学, 教育学部, 教授 (40616190)
加登本 仁 安田女子大学, 教育学部, 准教授 (40634986)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 睡眠 / 睡眠教育 / 保健 / 阻害要因 / 睡眠健康指導士 / ICT利活用 / 指導者養成プログラム / 体育科 / 保健の授業 / 睡眠と健康 / 教材開発 / 指導者養成 / 睡眠の量とリズム / 日中活動量 / 健康教育 / 教職経験年数 / 質問紙調査の実施 / 阻害要因の解明 / コア・ティーチャーの重要性 / 睡眠の量とリズムの測定 / 睡眠健康指導士の養成 / 睡眠教育講座の開催 / 人材開発 / 開発教育 |
研究成果の概要 |
1)質問紙調査の結果、保健指導における阻害要因として、小学校教諭は「主体的・対話的で深い学び」の実現やそれにつながる学習活動の組織や教材の工夫について困難を感じていることが明らかになった。 2)附属幼稚園、附属小学校、附属中学校の養護教諭3名が、「睡眠健康指導士(初級)」養成講座を受講し、その成果を学校園の保健指導並びに地域の研究会活動に還元することができた。 3)コロナ禍の研修システムとして、研究代表者が作成した睡眠教育指導者用ハンドブックや睡眠学習教材をオンデマンド資料としてアップし、ICTを活用した睡眠の大切さに気付かせる保健授業の開発を行った。その結果、ICT利活用の有効性が確かめられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1)「大学(研究)-教育委員会(行政)-学校(実践)」の連携による包括的な開発研究であり,教員養成の改革と現職教員の指導力向上に向けた研修プラットフォームを構築する。2)「睡眠学」を専門的に探求してきている滋賀医科大学睡眠学講座との共同研究の成果を研修モデル開発のコンテンツとして位置づけることにより,人材育成の質的保障が可能となる。3)子どもの睡眠状態や健康状態を可視化すること(客観的なエビデンスの確立)によって,学校における睡眠教育の有効性の検証と発展が期待できる。4)養成されたCSEが地域の中核教員として睡眠教育(健康教育)を持続的に支援することができる。
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