研究課題/領域番号 |
17K04688
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 奈良教育大学 |
研究代表者 |
渋谷 真樹 奈良教育大学, 学校教育講座, 教授 (80324953)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 国際バカロレア / グローバリゼーション / 中等教育 / SGH / グローバル化 / 多文化教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、国際バカロレア(以下IB)の利点を取り入れ、グローバル社会に対応した能力を習得する機会を、より多くの生徒に提供する方法を明らかにすることを目的とした。そのために、IB認定校やスーパーグローバルハイスクール、日本人学校などを訪問し、観察や聞き取り調査を行った。 その結果、国際的な視野や探究する力はスーパーグローバルハイスクールや日本人学校でも育成されているが、教科学習に批判的思考や国際的な視点を意識的に取り入れていることがIB認定校の特色であることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
IBは、グローバル化社会に対応する思考力や判断力等を習得できる教育プログラムとして期待されてきた。一方、コストが高く、一部の生徒しか恩恵を受けられない点や、従来型の教育を受ける生徒との隔絶が生じかねない点などが批判されてきた。本研究は、日本の中等教育の強みを維持しつつ、IBの卓越した面を取り入れ、より多くの生徒にグローバル能力を習得する機会を提供する上で有益である。
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