研究課題/領域番号 |
17K04692
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
小野 由美子 早稲田大学, 総合研究機構, その他(招聘研究員) (20177273)
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研究分担者 |
小澤 大成 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (60253241)
前田 美子 大阪女学院大学, 国際・英語学部, 教授 (70454668)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 教育政策移転 / 日本型教育 / ミャンマー / カンボジア / モザンビーク / 教育借用 / 教育移転 / 授業研究 / 教師教育 / 国際教育協力 / 研修評価 / 学士化 / 教育借用・貸与 / 日本型教育の輸出 / 途上国の教育 / 教員養成カリキュラム / 国際教育開発 / 教育借用理論 |
研究成果の概要 |
教員養成カリキュラム改革支援をコンポーネントとするJICA技術協力案件(ミャンマー、カンボジア、モザンビーク)を取り上げ、教育政策移転の観点から分析・考察した。分析の結果、参加した日本人専門家は、教科の特性や、所属する大学の教員養成カリキュラム・シラバスを参考に「教科の考え方」、「生徒主体のありかた」、「振り返り(省察)」といった実践を移転しようとしていた。現地、本邦研修で日本人との共同作業を通して移転されることが多い。本邦研修での体験(大学、附属校での授業参観)も移転の重要なチャンネルであった。定着したかどうかの判断は時期尚早である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際教育協力において、日本人専門家は日本の教育の優れた側面を移転しようとする。途上国の教員養成改革を支援する際に、それぞれのプロジェクトでどのような教員養成政策・実践が移転されようとしたかを探ることで、日本の教員養成の何がどう優れていると考えられているかが明らかになる。また教育政策・実践の移転の方法、受容に貢献、阻害した要因をさぐることは、教育政策移転を理解する上で意義が大きい。
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