研究課題/領域番号 |
17K04693
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
葛城 浩一 香川大学, 大学教育基盤センター, 准教授 (40423363)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ボーダーフリー大学 / 教育の質保証 / 教育社会学 |
研究成果の概要 |
本研究では,ボーダーフリー大学における学士課程教育の質保証の実現可能性について明らかにするために,学部長を対象としたアンケート調査に基づき,ボーダーフリー大学における教育の質保証の実態について明らかにした上で,その実現を促進あるいは阻害する要因についての検討を行った。また,その結果をふまえた上で,教員を対象としたアンケート調査に基づき,教育の質保証の実現を促進あるいは阻害する要因を手がかりに,ボーダーフリー大学及び当該大学教員の教育の質保証の実態について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義としてまず挙げられるのは、教育の質保証の実現が容易ではないボーダーフリー大学において、どのようにすればそれが実現できるのかについて考えるための知見を提示できたことである。そもそもボーダーフリー大学自体、これまで研究対象として扱われることがほとんどなかったことに鑑みれば、その意義は大きい。また、ボーダーフリー大学における教育の質保証の実現という観点から、その使命・役割・機能はどうあるべきかについて考えるための論点を提示できたことも、本研究の意義として挙げられる。ボーダーフリー大学がもはや旧来の「大学」というひとつの概念枠組みでは捉えきれない状況にあることに鑑みれば、その意義は大きい。
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