研究課題/領域番号 |
17K04701
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 広島修道大学 (2019) 目白大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
横田 和子 広島修道大学, 国際コミュニティ学部, 講師 (80434249)
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研究分担者 |
丸山 英樹 上智大学, 総合グローバル学部, 准教授 (10353377)
山西 優二 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (50210498)
佐藤 仁美 目白大学, 人間学部, 准教授 (70584291)
小関 一也 常磐大学, 人間科学部, 准教授 (80267434)
岩坂 泰子 広島大学, 教育学研究科, 准教授 (80636449)
林 加奈子 桜美林大学, グローバル・コミュニケーション学群, 准教授 (90458737)
山中 信幸 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (90758533)
南雲 勇多 東日本国際大学, 経済経営学部, 特任講師 (00781543)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 難民 / 市民性 / 当事者性 / 国際理解教育 / 教材 / アート / 絵本 / コミュニティ / 地域 / 移民・難民 / 身体性 / 情動・情念 / 難民問題 / 市民性教育 / 教材開発 / 国際理解 |
研究成果の概要 |
本課題では、国際理解教育における難民問題学習への創造的なアプローチを求めた教材開発を検討、そのためのワークショップ、フィールドワークなどを継続的に実施した。教材開発過程では、語り、アート、絵本、地域コミュニティでの関係性などの視点から難民問題学習にアプローチし、説教臭さを抑えながら普段難民問題に縁遠い学習者にも働きかけることを目指したが、当事者性の問題は根深く、また実践を行うにあたって課題もあった。地球規模課題と向き合うためのベースとなる、コミュニティや個人の新たな連帯の可能性をもたらす国際理解教育のあり方を、今後も検討していく必要があることが浮き彫りになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題のキーワードは「自分ごと」「当事者性」であり、難民問題を、遠いどこかで起こっていること、誰かが解決してくれること、から、一歩でも自分(ごと)に近づけるための手法を模索した。他人事になりがちな課題だからこそ、学習者にとって参加しやすいきっかけづくりを意識し、身の回りのリソースを活用し、難民と市民の<あいだ>を揺さぶり、学習者の認識だけでなく、価値観や情動に働きかけることを検討した。その上で、最終的な研究成果報告書『難民問題学習へのアプローチ 国際理解教育に何ができるのか』をウェブサイトに掲載した。https://kokusairikai.wixsite.com/nanminstudy
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