研究課題/領域番号 |
17K04707
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 拓殖大学 |
研究代表者 |
海口 浩芳 拓殖大学, 商学部, 教授 (10413197)
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研究分担者 |
俵 希實 北陸学院大学, 人間総合学部(社会学科), 教授 (60506921)
竹内 慶至 名古屋外国語大学, 現代国際学部, 准教授 (80599390)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 発達障害 / ASD / ADHD / 就労支援 / 大学 / 高校 / 障害者雇用 / 自閉スペクトラム症 / 自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害) / 障害者の就労問題 / 大卒就職 |
研究成果の概要 |
本研究では、大学における発達障害学生の就労支援モデルの提示をめざし、①企業における障害者就労、②大学における発達障害学生への就労支援、③比較対象としての高校における就労支援という3つの視点から検討を行った。検討の結果、発達障害生徒の就労支援において先行する高校の事例から、学校内外の「連携」がポイントであり、とりわけ外部機関との連携では複数の機関と連携を密にすることが重要であることが明らかとなった。こうした先行する成功事例に基づき大学における就労支援モデルの検討を進めたが、COVID-19の影響により大学生の就職活動全般に大きな変化が生じたことから、モデルの提示にまでは至らなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高校における発達障害生徒への就労支援の現状を明らかにすることができた。高校における発達障害生徒に対する就労支援の成功事例は、大学における発達障害学生への就職指導・就労支援への援用が期待される。また、途上ではあるものの企業等が障害者就労をどのように捉え、その活用を考えているのか、そして、それが障害者にとっての自信や生きがいに貢献するものなのかを検討したことは社会的に大きな意義があったといえる。
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