研究課題/領域番号 |
17K04713
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
松岡 亮二 早稲田大学, 留学センター, 准教授(任期付) (80637299)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 教育格差 / 教育不平等 / 社会経済的地位 / 学習時間 / 努力格差 / 近隣効果 / 子育て / 教育熱 / 社会階層・社会経済的地位 / 地域格差 / 縦断調査 / 学校間格差 / 学習意欲 / 社会階層 / 国際比較 / 教育政策 / 教職課程 / パネルデータ / 塾・習い事 / 教育期待 / 教育意識 / 社会関係資本 / 学校格差 / 生徒と教師の関係 / 縦断研究 / 教育制度 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、日本社会における教育格差のメカニズム(どのようにして出身家庭の社会経済的地位が教育成果に変換されるのか)を包括的に明らかにするために、入手可能な複数の大規模データの分析を行った。研究成果として、研究該当期間に、4編の査読付き単著英字論文を国際学術誌において発表した。また、2019年度には、日本の教育格差の実態とメカニズムについて包括的な実証知見をまとめた単著を日本語で刊行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
家庭環境によって子の学力や最終学歴に差がある「教育格差」は広く知られるようになってきた。確かに、親が大卒であれば子も大卒となる傾向がデータで確認できるが、これは自動的に生じているわけではない。実態と具体的なメカニズム(どのようにして出身家庭の社会経済的地位が児童生徒の学力、教育選択、最終学歴といった教育成果に変換されるのか)がわからなければ、教育格差の縮小するための政策議論をすることができない。そこで、本研究課題は、日本における教育格差の実態とメカニズムについて、研究期間内で可能な限り多くの観点で実証的に検討した。
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