研究課題/領域番号 |
17K04725
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
|
研究機関 | 大分県立芸術文化短期大学 |
研究代表者 |
朴 貞蘭 大分県立芸術文化短期大学, その他部局等, 准教授 (80567008)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 戦後韓国 / 分断イデオロギー / 統一教育 / 2015改訂教育課程 / 統合教科書 / 道徳科教科書 / 韓国 / 平和・統一教育 / 京畿道教育庁 / 平和時代を開く統一市民 / 統一部 / 統一教育院 / 分断意識 / 道徳科 / 「分断イデオロギー」教育 / 教科書 / 体験学習 |
研究成果の概要 |
本研究は、戦後韓国における「分断イデオロギー」教育の問題を明確するために、現行「2015年改訂教育課程」及び教科書を「統一教育」というキーワードを中心に考察した。主に取り上げた一次資料は、初等学校・統合教科書及び道徳科教科書、中学校の道徳科教科書だが、その他に、統一教育の政策に関する資料としては、統一部・統一教育院の教材を、地方教育庁による統一教育に関する資料としては、京畿道教育庁の認定教科書を取り上げて分析した。 なお、研究期間中に韓国の教科書博物館で収集できた1960年代から1990年代までの道徳科教科書における「反共-安保-安保統一」教育の考察については、今後の研究課題にしておきたい。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の研究成果である戦後韓国における「分断イデオロギー」教育の実態としての「平和・統一教育」の動向に関する分析結果は、日本に最も近い国である韓国や韓国社会における「分断意識」=「民族意識」及び「国家意識」を理解するために非常に有効的であり、学術的・社会的意義も大きいと考えられる。 詳細については、「研究開始当初の背景」及び「研究成果」項目をご参照いただきたい。
|