研究課題/領域番号 |
17K04728
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 早稲田大学 (2019-2020) 東京大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
濱中 淳子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (00361600)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 教育の効果 / 卒業生調査 / 高校教育 / 学習時間 / 部活動 / 学校行事 / 高大接続 / キャリア教育 / キャリア / 進学校 / 教育社会学 / 高等学校 |
研究成果の概要 |
本研究は,「進学校」や「名門校」と呼ばれる高等学校が、その学校生活を通じてどのような人材を育成してきたのかについて,実証的に明らかにすることを目的としたものである.進学実績で名が広く知られている公立の高等学校(神奈川県立湘南高等学校)に調査協力を依頼し,郵送数7,840、有効郵送数7,777、回収数1,775という規模の卒業生調査を実施した.分析においては,過去に別の研究プロジェクトで行った他の進学校卒業生調査のデータとの比較も試みた.そのなかで,公立三年制と私立中高一貫校の共通点ならびに相違点の抽出等を行っている.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義ならびに社会的意義は,次の3点に集約されると考えている.すなわち,第1に,教育研究において十分に検討されてこなかったトップ層の実像について、多面的に迫っていること,第2に,同じく十分に検討されてこなかった「公立高等学校」と「私立中高一貫校」それぞれの特徴について実態レベルで議論できること,そして第3に,リーダー的役割を担うなど、「一歩先を行く」働き方ができている者の特性について、在学時代から現在までのスパンのなかで吟味していることである.
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