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小学校家庭科における生活時間調査を教材とした新たなESD授業開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K04733
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教科教育学
研究機関弘前大学

研究代表者

小野 恭子  弘前大学, 教育学部, 講師 (60634558)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード生活時間 / 小学校家庭科 / ESD / 降雪地域 / 家庭科教育 / 小学校 / 生活時間調査 / 小学生 / 小学生生活実態 / 職業による影響 / 季節による影響 / 家庭科 / 授業分析
研究成果の概要

降雪地域の高学年を対象に,生活時間調査を実施した。農村地域と市街地域で比較し調査は農繁期の秋(降雪前)と農閑期である冬(降雪後)の2回実施した。調査結果から,降雪前には農村地域では農作業や家事を行なっている児童の行為者率や平均行動時間が高くなっており,市街地域は習い事にかけたりする時間が多くなっていた。しかし降雪後には両地域における差は縮まり,家族の働き方が子どもに影響を与えることや,降雪により外出が減るなどの影響があるが,影響自体は少なかった。
これらの調査結果を教材に,5年生に1時間の授業実践から将来の生活設計につながる観点を教師から示さなくても学べることが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

小学生の生活時間調査では、地域別や主幹産業、季節による影響などに着目し分析した調査は少ない。本研究成果の学術的意義は以下の点にある。第1に季節を変えた生活時間調査を行い,季節による生活行動の違いを明らかにしたことである。第2に社会的文化的側面について扱える生活時間調査を教材に,小学生にESD授業実践を行い、その学びを明らかにしたことである。
これらの一連の研究により環境教育に限らない新たなESD授業実践として家庭科教育における幅広い学びの可能性を明らかにできたこと及び、小学生の生活実態を明らかにしたことがこの研究による社会的意義である。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2021 2020 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 生活時間調査から探る降雪地域の小学生の降雪前後の時期の相違における生活行動の特徴2020

    • 著者名/発表者名
      小野恭子
    • 雑誌名

      弘前大学大学院地域社会研究科年報

      巻: 第16号 ページ: 21-35

    • NAID

      120006842312

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 生活時間を教材とした「生活設計」につながる授業実践2018

    • 著者名/発表者名
      小野恭子・外崎祝子・佐藤沙織
    • 雑誌名

      弘前大学教育学部研究紀要クロスロード

      巻: 22 ページ: 63-70

    • NAID

      40021553270

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 小学校家庭科「生活時間」の授業実態 青森県の小学校家庭科担当教諭を担当としたアンケート調査より2021

    • 著者名/発表者名
      小野恭子
    • 学会等名
      日本家庭科教育学会東北地区会(令和3年度)
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 降雪地域における生活時間調査から見た小学生の生活実態2018

    • 著者名/発表者名
      小野恭子
    • 学会等名
      2018日本家庭科教育学会例会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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