研究課題/領域番号 |
17K04734
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
蝦名 敦子 弘前大学, 教育学部, 教授 (20302010)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 空間把握 / 身体感覚 / 触覚 / リアリティ / 小・中学校 / 造形活動 / 図画工作・美術科教育の教科性 / 子供の身体的発達 / 美的感性 / ディープラーニング / 動き / 展示空間 / 造形空間 / 場所の空間 / 子供の発達過程 / 子供の空間把握 / 表現ジャンル / 視点 / イメージ / 子どもの造形活動 / 空間把握(認知) / 教育学 / 芸術諸学 |
研究成果の概要 |
近年、人工知能は人間が物事を深く理解する過程を模したディープラーニングを取り入れ、飛躍的に進化した。本研究はこの機械による学習法に注目しつつ、図画工作・美術科教育の視点から、子供の空間把握の問題を中心に検討した。小・中学校と長期に渡って子供の身体的発達と空間の関わりを関連づけながら、その活動の変遷を辿った。また学校とは異なる地域社会でのワークショップ開催を通して、彼らの活動と周囲の空間との関わりを考察した。 その結果、造形活動を通して身体感覚を場所や空間に働かせながら、子供たちの空間把握の意識が造形的に引き出され、美的感覚が発達していることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
身体的にも倫理的にも発達過程にある、小・中学校の時期において、空間に美的に関わる能力が育成されていることが実証された。デジタル化が益々推進される中で、手や体全体を使って育まれる感性(触覚)と、そこに感じ取られるリアリティの実感を大事にする造形活動の重要性が、改めて再認識された。子供たちの身体的発達と造形活動は、造形空間を創造するという視点からも密接に関わっている。図画工作科や美術科が、造形活動を通して空間に関わり合いながら自己のリアリティを実感し、美的感覚を高めていくことができる教科として、改めてその重要性が見出された
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