研究課題/領域番号 |
17K04744
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
河内 昭浩 群馬大学, 共同教育学部, 准教授 (10625172)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 語彙指導 / 教科書 / 児童図書 / 小学生新聞 / 国語教育 / 語彙 / 国語科教育学 / 語彙データベース / 教育学 / 児童文化 |
研究成果の概要 |
本研究ではまず、小学校教科書の日本語の語彙データベースを作成した。そして、語彙の解析を行い、国語、理科、社会、算数の教科書の中に見られる重要学習語の抽出を行った。次に、小学校図書室で貸し出し頻度の高い児童図書50冊の日本語彙データベースを作成した。そして、児童図書と教科書の語彙の比較研究を行った。さらに、小学校における重要語彙の理解度調査を実施した。 また、小学生新聞の語彙を調査・分析した。そして、教科書、児童図書、小学生新聞の調査データを集約し、小学生の学校生活、日常生活において必要な語彙を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、小学校教科書並びに児童図書や小学生新聞の語彙を調査・分析して、児童の学校生活、日常生活において真に必要な語彙は何かを明らかにした。その成果は、全国国語教育学会編『国語科教育学の成果と展望Ⅲ』(2022年、渓水社)の中の項目「国語科学習基本語彙研究の成果と課題」の中に集約されている。小学校国語科語彙研究の枠組みの中に、他教科との関わり、児童図書や小学生新聞との関わりを定置できたことは本研究の最大の成果である。
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