研究課題/領域番号 |
17K04746
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
桐谷 正信 埼玉大学, 教育学部, 教授 (90302504)
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研究分担者 |
坪田 益美 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (20616495)
佐藤 公 明治学院大学, 心理学部, 准教授 (90323229)
宮崎 沙織 群馬大学, 教育学部, 准教授 (90591470)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 人口減少社会 / 社会科 / 多文化教育 / アメリカ / カナダ / 韓国 / ドイツ / 社会科教育 / シティズンシップ教育 / 人口減少 / 国際比較 |
研究成果の概要 |
本研究では,アメリカ,ドイツ,カナダ,韓国における多文化社会科教育について検討した。博物館活用の共通点としては,記憶と記録を,学習者が思索的に解釈できるよう,そのままの姿で展示すると同時に,若い世代が記憶の語りを継承し,追悼と学習の場だけでなく,継承の場としてのあり方を示している。カナダでは,Taylor, C. の提唱する「アイデンティフィケーションの極の多元性」を承認し,「国家への所属の仕方の多元性をも承認し受容する」Citizenship Educationが展開されている。韓国では,ユネスコやEUで提唱されているGlobal Citizenship Educationが進められている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教育政策・制度に関する研究と多文化状況にある学校・学級の社会学的研究を中心に研究されてきた日本の従来の多文化教育研究に対し,本研究は,教科・科目レベルの教育内容・カリキュラム・教材といった具体的レベルでの分析・検討を行うことで,多文化教育の実践的展開を明らかにすることができた。特に社会教育機関・施設と連携した多文化教育について明らかにした点,カナダ, ドイツ,韓国の比較研究を行った点に意義がある。
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