研究課題/領域番号 |
17K04753
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
足立 幸子 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (30302285)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 読書 (reading) / 評価 (assessment) / テスト / 質問紙調査 / ルーブリック / 読書意欲 / 読書の取組 / デジタルリテラシー / 読書意欲 (motivation) / 読書の取組 (engagement) / ジャンル / 読書指導 / 認知的側面 / 非認知的側面 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本の小・中学校において教育のエビデンスとしての読書力評価を開発するために、諸外国で通用している読書の認知的側面の評価としてテストや読書指導におけるルーブリックを用いた評価を、非認知的側面の評価手法として質問紙調査を研究した。認知的側面の評価手法としては、PIRLSなどの国際調査、米国CBALやスペインEsEPなどの国内調査を研究した。読書指導の手法としても米国のGenre Study、In2Booksなどを研究し、その手法を用いた日本の小学校での実践研究において評価手法の実験を行った。また、非認知的側面の調査として、読書へのアニマシオンの実施に基づいた質問紙調査を実施した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、読書力評価を認知的側面と非認知的側面の両方から、複数の国際調査、複数の外国の国内調査、調査だけでなく教室における具体的な読書指導場面での評価などを、様々な局面からとらえて統合した点にある。また、本研究の社会的意義は、紙のペーパーテストのみならずデジタルリテラシーの評価という点から、文学的文章・説明的文章という区切りではなく様々なジャンルから、読書の現代的現象を評価していくことを提案している点にある。
|