研究課題/領域番号 |
17K04760
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
小島 千か 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (80345694)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 指導法開発 / 評価法開発 / 聴取力育成 / 教育学 / 音楽科教育 |
研究成果の概要 |
音楽科教育で重視されている音楽の要素や構造の理解を、音楽と造形で共有できる原理を基にして学習者自らが促進できることを明らかにしその指導法を確立した。具体的には、(1)音楽聴取力を育成できる可能性のある一つの方法を提示した。(2)音楽の特徴の図形的モデルを用いた聴取法の有効性と指導法を示した。(3)音楽聴取時に造形作品を作成し、作成した造形作品を基に音楽をつくる活動の有効性と指導法を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
音楽科教育では、音楽の要素や構造を聴き取りその特徴を感じ取ることが重視されている。聴取力は、音楽科授業以外での音楽経験が影響している可能性があり、音楽科授業での聴取力育成指導は不充分であると考えられる。作成した教材曲は、教科授業時数の少ない音楽科授業に取り入れやすい。 図形的モデルを使用し学習者が聴取に伴って音楽の特徴を自ら書き込んでいく方法は、聴き取ったり感じ取ったりしたことを表す一方法として、また造形作品を媒介として音楽聴取と音楽づくりを行うことは、学習者自ら音楽の理解を広げる一方法としてこれまでにない指導法である。
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