研究課題/領域番号 |
17K04767
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
小川 裕子 静岡大学, 教育学部, 教授 (20136154)
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研究分担者 |
飯野 由香利 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (40212477)
伊深 祥子 浦和大学, こども学部, 准教授 (10616551)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 住生活学習の本質 / 住生活の能力 / 知識構成型ジグソー法 / 対話的に学ぶ / 学びの深まり / 実験 / パフオーマンス課題 / 図面 / 学習者の変容 / 学習者間の対話 / 住生活学習 / 住生活教材 / 授業実践 / 小・中・高等学校 / 住生活授業 / 知識構成型ジグソー学習 / 安全 / 平面図 / 将来の住生活 / ジグソー学習 / パフォーマンス課題 / アクティブ・ラーニング / 問題解決学習 |
研究成果の概要 |
本研究では、住生活学習の本質に迫ることができると考える学習内容と学習方法を用意して、小学校、中学校、高等学校のそれぞれ複数校において授業実践を行い、その成果(学習者の学び)を明らかにした。授業実践は、平成29年度、30年度、令和元年度の3年間に、小学校2校、中学校3校、高等学校2校で、改善を加えつつそれぞれ1,2回実施して、令和2年度には、児童・生徒の学びのプロセスや成果から、子どもたちが「今」や「将来」住生活に関して自立して生きていくための能力は何であるのか、それはどのような学習によって獲得することができるのかについて考察して、授業実践を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、住生活に関わる授業実践とその成果(学習者の学び)について、これまでには、家庭科という教科の授業に限定した形で追究されたことはほとんどなく、広く建築学や住居学の研究者による家庭科という1教科に限定しない研究に限られていたが、衣食住の生活や家族・保育を総合的に学ぶ家庭科の授業の一環として、授業実践のベテランも参画して本格的な授業実践に基づいた研究ができたことである。その結果、家庭科の住生活学習の本質、すなわち、子どもたちが「今」や「将来」、住生活に関して自立して生きる能力は何なのかについて一定の成果を得ることができたという点で、本研究の学術的、社会的意義は大きい。
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