研究課題/領域番号 |
17K04768
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
磯山 恭子 静岡大学, 教育学部, 教授 (90377705)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 社会科 / 市民的資質 / 法教育 / アメリカ / スウェーデン / 法化社会 / 公正 / カリキュラム |
研究成果の概要 |
本研究は,市民のための法教育のあり方を考える基礎的研究である。本研究では,市民に必要な公正に対する見方・考え方の形成を目指す法教育の理論と実践を多面的に分析し,小・中学校の法教育のカリキュラムを構想するために必要な視点の提出を試みた。その際,アメリカの法教育(Law-Related Education)およびスウェーデンの社会科を先行モデルとして取り上げた。さらに,小・中学校における公正に対する見方・考え方の形成を目指す法教育の授業を開発し,考察を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
法的な関係を基盤として成立する社会である法化社会の進展を受けて,法的参加の意識・能力が市民に求められている。これまでこのような新たな資質の育成を視野に入れた研究・実践は,ほとんどなされてこなかった。アメリカの法教育およびスウェーデンの社会科にみる発想は,市民に必要な法的リテラシーの一つである法的参加の意識・能力の育成を目指す日本の法教育のあり方を模索する上で,十分に有効な示唆を与えてくれる。公正に対する見方・考え方は,このような法的参加の意識・能力の基盤をなしている。公正に対する見方・考え方とは,異なるもの・こと・ひとは異なるように,同じもの・こと・ひとは同じように取り扱う思考枠組みである。
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