研究課題/領域番号 |
17K04777
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
生馬 裕子 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (60549088)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 小学校外国語教育 / 教材開発 / 外国語学習歴 / 幼児における言語学習 / 小学校英語教育 / 小学校外国語活動 / 発音学習 / 文字学習 / 語彙学習 |
研究成果の概要 |
基礎資料の拡充を行うことができたが、幼児のデータについては定量的な分析を行うのに充分な質・量を蓄積することができなかったため質的検討に留まった。今後改善を加えた新たな方法論のもと追究を継続したい。開発したデータ収集・集計用ツールを改良したが、ツールの効果検証は継続する必要がある。生活や遊びの中で学ぶことを特徴とする年齢の低い学習者についても、これまでに実施した小学生や成人学習者を対象とした外国語音声の知覚・学習と同様の傾向を観察した。協働的・競争的な仕組みを取り入れ、認知的・非認知的能力を刺激し学習対象を視覚提示・聴覚提示したりすることにより学習対象に積極的に関わり習得が進む様子が観察された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義は、先行する取組により基本的な方法論や枠組みが構築されている小学生の英語学習に関する知見について、より低年齢の学習者に対する教育効果の検討を加え、子どもにおける英語学習の効果を包括的に検討しようとした点である。また、社会的意義は、研究途上で開発されるツールを含め、英語教育の教材と教授法を提供し、現場の授業へすぐに役立てることが可能である点である。つまり、学習方法に関する知見が、研究者の勤務先における教員養成・教員研修などの場で役立てられることに加え、開発ツールは実験データ収集用のみならず家庭学習課題の提供や管理ツールとしても用いることができ、現場における利用の可能性も期待される。
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