研究課題/領域番号 |
17K04786
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
小笠原 拓 鳥取大学, 地域学部, 教授 (20372675)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 国語教科書 / 戦前期中等教育 / 古典教材 / 目次データベース / 教材編成 / 教科書検定制度 / 古典作品 / データベース / 中等学校国語科教科書 / 戦前期 / 中等学校 / 国語科 / 教科書 / 各教科の教育 / 中等国語科教科書 / 古文教材 |
研究成果の概要 |
本研究は、戦前期の中等学校国語科教科書における古典教材の採録状況について、可能な限り広範囲かつ正確に明らかにすることを目的として企図されたものである。研究過程において、先行研究が積み残してきた課題を明らかにし、新たな研究課題として、戦前期中等学校国語教科書目次データベースの作成の必要性について論じた。さらにその基盤となる作業として、高等女学校および師範学校・実業学校の戦前期国語教科書一覧を作成し、戦前期の中等学校国語科教科書の出版状況の一端を明らかにした。またこの時期、広く用いられ、何度も版を重ねて出版された国語教科書に着目し、その教科書における古典教材の採録状況について分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において提示した戦前期中等学校国語教科書目次データベースは、実現すれば、戦前期の中等教育における国語教材の詳細な実態を知る有力なツールとなりうるものであり、今後も共同的な研究が行われることが期待されるものである。また、古典教材の採録状況についての研究は、単に過去の教科書の実態を知るということにとどまらず、近年しばしば行われている、国語教育において古典教材を学ぶ意義についての議論に一石を投じるものとなると考えている。
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