研究課題/領域番号 |
17K04787
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
山田 秀和 岡山大学, 教育学域, 准教授 (50400122)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 教科教育 / 社会系教育 / 社会科 / 教科の固有性と共通性 / 学力形成 / 教育学 / カリキュラム・授業 / 社会科教育 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,教科の固有性と共通性を視点にして,社会系教育の学力形成論を理論的・実践的に究明することにある。日本や海外(主にアメリカ)の事例に手がかりを求め,以下の成果を得た。第一は,社会系教科の固有性および他教科との共通性や横断性の観点から,社会系教育のカリキュラムや授業の構成とそれらが育成する学力の特質を検討したことである。第二は,学力形成を促すための教師の姿勢を明確にしたことである。第三は,学力形成を支える教科横断的な取り組みについて明示したことである。第四は,学力形成を促す授業の具体像を構想したことである。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,教科横断的で汎用的な資質・能力の育成を視野に入れて社会系教育のカリキュラムや授業をデザインするための方法論となりうる。また,学力形成を促すための基本的な条件についても考察を加えている。本研究は,学校現場での実践に資する理論と方法を多様な観点から具体化したところに学術的・社会的意義を有しており,教育の現代的動向に対応した今後の実践的研究の基礎となりうるものである。
|