研究課題/領域番号 |
17K04794
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
伊藤 陽介 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (90249855)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 科学教育 / 技術教育 / 防災教育 / 地球観測 / 授業実践 / 地球観測成果 |
研究成果の概要 |
地球観測成果、理科と技術科の連携教育、防災教育などに係る学校教員に対する意識調査結果に基づき「人工衛星による地球観測成果を用いた科学・技術・防災教育」を開発した。実践的な応用面を考慮して本教育の学習指導計画を立案するとともに、実践時に必要な教示用資料と学習用ワークシートを作成した。人工衛星による地球観測成果及び処理ソフトウェアについては、いずれも無償提供されているものから選定した。研究授業実践時に行った事前・事後学習調査、授業時毎の自己学習調査に対する統計分析結果に基づき、科学・技術・防災教育の学習指導計画と開発した教材の有用性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地球の活動によって引き起こされる自然災害に対する対応能力の育成を図ることをねらいとし、開発した「人工衛星による地球観測成果を用いた科学・技術・防災教育」は、日本のみならず世界中の地域で教育実践でき、その波及効果は大きい。とくに、自然災害について科学的かつ技術的な視点から考察できる人材育成に大いに貢献できると期待できる。中学校学習指導要領(2017年告示)の技術・家庭科(技術分野)「D 情報の技術」及び理科(第2分野)の内容、総合的な学習の時間や特別活動における防災教育への幅広い応用ならびに高等学校、大学などにおける展開も期待される。
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