研究課題/領域番号 |
17K04798
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
立松 大祐 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (10756828)
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研究分担者 |
多良 静也 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 教授 (00294819)
池野 修 愛媛大学, 教育学部, 教授 (70294775)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | リテラチャー・サークル / アクティブ・ラーニング / 協同学習 / 英語授業改善 / 話し合い活動 / 英語コミュニケーション能力 / 英語リーディング / リテラシー教育 / 英語コミュニケーション能力の育成 / 対話的な学び / EFL教室での教授法開発 / リテラチャーサークル / 教育学 |
研究成果の概要 |
新学習指導要領では主体的・対話的で深い学びの実現が求められ、英語教育においてはコミュニケーション能力育成のため、統合型言語活動を授業の中心にする等の改善が提案されている。リテラチャー・サークル(LC)は、英文を読み、その内容について話し合う活動であり、コミュニケーション能力を総合的に育成できる統合型言語活動である。大学生への実践研究の成果を踏まえ、中学校でLC授業を実践するまでに行うべき言語活動として、問答ゲーム、フリーレスポンス、リテリングを位置づけた。また、読みの役割準備、ミニ・レッスン、ジグソー学習、話し合い活動、振り返りからなる循環型指導モデルを開発し、話合い活動のデータ収集を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リテラチャー・サークル(LC)は「主体的・対話的で深い学び」と英語コミュニケーション能力の向上を実現できる言語活動であると考えられる。その意義をアクティブ・ラーニング、協同学習、外国語不安、インタラクション仮説、足場かけなどの理論的概念と関連づけて理論的研究を行った。英語を外国語として学んでいる日本でのLC研究は限定的であったため、特に、中学校段階で効果的に実施できるように、その設定や活動手順を変更し、第2言語学習支援のための工夫を加えた実践方法と授業モデルを提案した。中学校でのLC授業モデルの提案は、地域の中学校の教員やLC活動に興味をもつ教員らによる実践と授業改善が期待される。
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