研究課題/領域番号 |
17K04800
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
千代田 憲子 愛媛大学, 教育学部, 教授 (70322625)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 伝統工芸の今日的な展開 / 生活の美とデザイン / コンセプト形成力 / デザイン提案力 / コンセプト形成力とデザイン提案力 / 今日的な伝統工芸の展開 / 各教科の教育 / 美術工芸 / 生活のデザイン |
研究成果の概要 |
伝統的工芸の今日的な展開について、素材や技法による分野別の国内外のフィールド調査とアンケートより、1)新たな組み合わせ2)街並み形成と賑わいづくり3)体験型プログラムの充実の3点の重要性を導き、後継者の育成と教育に関して1)展示施設と社会教育2)学校教育とデザイン教育プログラムの2点を導いた。 その結果から、地域と共に特色を複合的に継続することを提案し、デザイン教育のプロジェクト課題の学習モデルを開発した。抽出したサンプルによるデータシートを活用してコンセプト形成力とデザイン提案力の育成を図るもので、タイ山岳民族とインドネシアバティックの染織の展示と共に愛媛大学ミュージアムで発表予定である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会一般におけるデザインの意義や領域の展開が急速に変化する中、美術教員にはデザインに対する苦手意識とデザインの有用性が絵画彫刻のような芸術ではないと捉える向きもあり、時間の制約と共に、生徒が鑑賞を超えて社会とつながるデザイン提案の喜びを味わう機会は少ない。 今回の学習モデルは、社会と共に育つ創造性を育むという学術的意義と伝統的工芸への若年層の無関心や後継者問題に対する有効な機会になる社会的意義が含まれる。
|