研究課題/領域番号 |
17K04802
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
藤元 嘉安 宮崎大学, 教育学部, 教授 (40165428)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 木育 / 森林・木材学習 / 小学校 / 小学校学習指導要領 / 教師用指導書 / 総合的な学習の時間 / 生活科 / 教師支援プログラム / 木の文化 / 環境教育 |
研究成果の概要 |
小学校における木育を拡大推進する目的から、宮崎県内の小学校を対象とするアンケート調査を実施するとともに、小学校学習指導要領や一部の教科書の記載事項を分析することにより、小学校における森林や木材に関する学習の状況を明らかにした。その成果を基に、小学校教員が木材利用の意義を理解し、森林・木材に関する学習を推進できるように支援するための小学校教員向けのガイドブック「木を伐って使うということ」を発行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「木育」は、地球温暖化防止や地域環境保全にとって非常に有効な教育活動の一つであるが、更なる普及を目指すには学校教育、特に小学校への導入が必要不可欠である。しかしながら、小学校の教育現場における森林あるいは木材に関する学習の実態は、これまでの調査事例が稀少であり、不明確な点が非常に多い。本研究では、小学校学習指導要領や一部教科書の記載事項を分析するとともに、宮崎県内小学校へのアンケート調査を実施し、森林・木材学習の実態を解明している。研究成果を基に作成した小学校教員向けのガイドブックは、小学校への木育導入にとって極めて有効なものであり、「木の文化」復興に繋がるものと期待される。
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