研究課題/領域番号 |
17K04805
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
與儀 幸朝 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 講師 (70773365)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 柔道授業 / 柔道の安全性 / 柔道のカリキュラム |
研究成果の概要 |
本研究は2012年度から中学一年生・二年生段階において必修化となった柔道授業について、安全性の確保と種目特性を味わうカリキュラムを開発することを目的として実施された。 三年間の研究期間で、必修化以降の学校現場の実態を教員、生徒、保護者を対象とした調査で明らかにした。そのうえで安全に授業が展開できるような学習指導の在り方について、教員、研究者、専門家らで検討を重ね、研究協力校で実証し一定の成果を得ることができた。またカリキュラム開発の過程では、生徒の発達段階や特性を味わうことに重点を置き、基本動作や基本となる技の習得過程でゲーム形式の攻防を取り入れた授業モデルを開発することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
必修化以降、柔道の実施状況は剣道や相撲と比べて最も高い。しかし、これまでに生じた重大事故及び死亡事故の発生率の高さに注目が集まり、学校現場では生徒が本来の柔道の特性を味わえないまま授業が消化的に展開されている実態が危惧されていた。そこで本研究によって示された、安全性を確保するための段階的指導やゲーム形式の攻防を取り入れた特性を味わうカリキュラムは、これからの授業モデルとして活用されることが期待される。
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