研究課題/領域番号 |
17K04809
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 文教大学 |
研究代表者 |
塩沢 泰子 文教大学, 国際学部, 教授 (90265504)
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研究分担者 |
草薙 優加 鶴見大学, 文学部, 教授 (50350335)
齋藤 安以子 摂南大学, 外国語学部, 教授 (60288967)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 英語教育 / ドラマ手法 / ワークショップ / 協調的問題解決力 / 複言語使用 / 芸術活動 / リーダーシップ / 多文化共生 / translanguaging / 人形劇 / 社会人基礎力 / 異文化理解 / 社会問題 / 演劇 / DIE / TIE / ドラマ / コミュニケーション力 / 対話力 |
研究成果の概要 |
本研究は大学の授業ならびに課外の活動を通して英語コミュニケーション力と協調的問題解決力を養成するドラマ教育の開発と体系化を試みたものである。 とりわけ、毎夏実施された海外を含む異なる4大学に所属する20~30名の学生を対象の、宿泊を伴う約15時間の英語ドラマワークショップ(以後WS)は、自己効力を高め、協調的問題解決力を高めることが示唆された。特に人形劇を導入したWSは高評価を得た。また、指導ならびに使用言語を英語にのみせず、母国語でのやりとりも許可する、"Translanguaging"を試行したところ、学生同士の本音での意見交換が見られ、活動への満足度も上がった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
身体知を育むドラマ手法は日本の教育、特に大学教育ではあまり認知されていない。本研究は英語コミュニケーション力と協調的問題解決力の養成にインプロ(即興活動)やドラマ創作・発表といった一連のドラマ手法(DIE:Drama in Education)が有効であることを示唆した。さらに人形制作を含む人形劇の導入により、芸術活動と語学教育の融合の手法や効果の可能性を示した。また、ワークショップにおける母国語使用を許可することにより、活動が深まり、協働がよりスムーズになることが観察され、語学教育で昨今注目されるTranslanguaging(複言語使用)の意義が確認された。
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