研究課題/領域番号 |
17K04820
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 帯広大谷短期大学 (2018-2019) 大谷大学 (2017) |
研究代表者 |
高瀬 淳也 帯広大谷短期大学, その他部局等, 准教授(移行) (60780418)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 小規模小学校 / 体育 / へき地教育 / 教材開発 |
研究成果の概要 |
本研究では,現在増加している小規模小学校を対象に,①体育授業や運動・スポーツに対する態度などの実態調査を行い,②少人数でもできる体育教材を開発し,小規模小学校の体育授業モデルとして現場に提案していくことを目的とした。本研究の結果,①では,小規模小学校に所属することが運動有能感等に負の影響を及ぼすことは確認されなかった。また,②では,発達段階を考慮しながら少人数でもできるよう技能の緩和やルール・場づくりを工夫したゲームづくり,チーム内で一人一人の役割を明確にする話し合い活動の設定によって,連携プレーの楽しさを十分に味わわせられることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小規模小学校を対象にした研究の中でも,体育授業が対象にされることは非常に少なく,また,報告されたものは具体的な教材や授業プログラムが論じられたものがあまり見られない。本研究では,人数の影響を受けやすいボール運動領域に視点を当てた教材開発,現場での検証授業を行うことによって,具体的な授業モデルを提案でき,体育授業の質の向上に大きく寄与できるものと考えている。少子化は今後もさらに進展することが予想されており,これからの教育現場にも重要な布石を打つことが期待できる。
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