研究課題/領域番号 |
17K04825
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 香川大学 (2023) 神戸常盤大学 (2017-2022) |
研究代表者 |
戸川 晃子 香川大学, 教育学部, 准教授 (00610081)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 保育士・教員養成課程 / ピアノを用いない練習 / 音符の言語化 / 保育士・教員養成校 / ピアノ教授法 / リズム習得 / ピアノを用いない / ピアノ独習法 / ことばのリズムパターン / ピアノ / 保育士養成 / 教員養成 / LMS / オンライン / 定量的解析 / 演奏評価 / イメージ・トレーニング |
研究実績の概要 |
保育士・教員養成課程の学生は子どもの保育、教育において必要なピアノ演奏技術、弾き歌い演奏技術の習得を求められているが、養成課程におけるカリキュラムの制約、保育・教育実習において、十分な練習や指導を受ける環境の確保が難しいと考えられている。現状はどうであるか、本研究計画を進めるにあたり、2023年度は、保育士・教員養成課程の学生208名を対象にピアノ学習環境についての調査を行った。その結果、入学前のピアノ学習経験について、未経験者は約32%、1年未満と合わせると40%以上となった。一方で5年以上と回答した学生は約35%であった。また、練習時間について、「ほとんどしない」、もしくは「週1日」が半数以上であった。このようにピアノ学習者の環境の現状を調査することにより、ピアノ学習者が短時間で効率的かつ効果的に演奏技術を上達することのできる教授法が必要であること、またピアノ学習経験年数などからピアノ演奏レベルが異なると推察される学生らに適した教授法が必要であると考えられた。これらの調査結果は論文にまとめて発表した。 短時間での「ピアノを用いない」練習が保育士・教員養成課程のピアノ学習者に有効であるかを実験データの解析により調べた。その解析結果により「イメージトレーニング」においては、3分間の練習を3回することでピアノ演奏上達に効果がある可能性が示された。この結果については、論文として発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
今年度途中での所属機関変更となり、今年度の研究計画の遂行が難しく遅れが生じた。
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今後の研究の推進方策 |
所属機関が変更となり、研究計画を再検討することになる。また、そのための倫理申請も行う必要がある。今年度が最終年度となり、時間的な問題もあるため、これまでの実験、調査結果を精査し、まとめ、発表したいと考えている。
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