研究課題/領域番号 |
17K04826
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 岡山理科大学 |
研究代表者 |
岡本 弥彦 岡山理科大学, 理学部, 教授 (10367245)
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研究分担者 |
佐藤 真久 東京都市大学, 環境学部, 教授 (00360800)
五島 政一 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (40311138)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 地学教育 / 地球システム概念 / ESD / 地球システム / 学習指導要領 / 日常生活や社会との関連 / 見方・考え方 / ESD |
研究成果の概要 |
本研究では,理科の「地球」領域を対象とし,科学概念としての「地球」を育成する上で有効な教材や指導方法を明らかにすることを目的とした。まず,システム概念や持続可能な開発のための教育(ESD)の視点などに基づいて,「地球」概念育成の枠組みを設定した。次に,その枠組みを通して学習内容を分析し,教材の開発や指導計画の立案を行い,小・中・高等学校等において授業を実践した。その結果,児童生徒は地学的な事物・現象を相互関連的な視点や時間的・空間的な視点で捉えたり,自然と人間との関わりを多面的に考えたりすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
理科の領域の内,「地球」に関する学習内容は,複雑で多岐に渡った学際的なものが多いため,他の領域と比べて体系化されにくく学習内容の構造化を困難にしている。また,地球規模での環境問題や資源・エネルギー問題の顕在化など,地球及び人類を取り巻く環境は大きく変わりつつあり,「地球」については,持続可能な社会づくりの視点からも捉える必要がある。本研究では,持続可能な開発のための教育(ESD)の視点などに基づいて,「地球」概念育成の枠組みを設定するとともに,その枠組みに基づいた小・中・高等学校等での実践事例を示すことができた。
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